ビオアイランドネットワークの紹介

2/25しゃばり場第2回

話題提供者№2:ビオアイランドネットワーク 小室勇樹さん


 
本日のしゃべり場 №2として発表します。
2月17日より『おひさま進歩エネルギー株式会社』にインターンとしてお世話になっています、
ビオアイランドネットワーク小室と申します。
ビオアイランドネットワークは、島のネットワーク事業ならびに、全国の島の町づくり団体などの後方支援活動を行っている組織です。


2006年より活動を始め、島のまちづくりに関するシンポジウムのイベントの開催
チラシ、パンフレットのデザイン
島の特産品、観光などの取り組みのPR
島の方などと共同でのワークショップ
などを行っています。


その中、大きな柱の企画として、シンポジウムの開催があります。
自然エネルギーをはじめとして環境問題と島のまちづくりの経済的な問題が両立する事ができるのかという事を、テーマとして2006年よりスタートしました。その後日本離島センター主催の『アイランダー』にて、島のまちづくりの事例発表ならびに交流の場として、シンポジウムを企画してきました。前年2008年11月には第四回目のシンポジウムを「10年後の島の話と明日の島の話」と題したシンポジウムを行いました。自然エネルギー現在の状況やトキの試験放鳥と島民の合意形成などをかいして討論を行いました。


また現在メインの企画として『島のおすそわけ』と題した取り組みを行っております。これは、全国の離島から生まれた商品を知ってもらうことで、島の雰囲気を感じてもらい、取り組みを知ってもらう企画です。島のNPOやまちづくり団体などが生産したこだわった商品を厳選して扱っています。アースデイマーケットならびにカフェスロー中庭マーケットを通してこの企画を隔月程度行っております。


当団体は主に東京において、全国の離島の後方支援を行っております。
しかし2007年度全国都市再生モデル調査を受け、当年熊本県にあります御所浦島にて「100年続く御所浦計画」を行いました。主だった企画として島の合併に伴ってなくなってしまった島の情報を伝えるHP(御所浦ドットネット)を製作。島の商品開発を行っている方々と協力して、島のオンラインショップ(御所浦ござ市)を製作。観光のメニュー開発としてモニターツアーを企画の大きな三つの企画を行いました。


また小さな企画として数多くのワークショップも開催いたしました。
主だったものにHPの写真をお願いした写真家の方を講師に「写真の撮り方教室」
沖縄の島と御所浦島の子供たちに島自慢をスカイプを通してしてもらおうという「島んコと島んトコ」ワークショップ
御所浦島では古くから不知火海を行き来する交通手段として、必須であった「伝馬船復興プロジェクト」


日本ミツバチの養蜂の技術を持つ先生に来ていただき、島での定着を目指した「養蜂ワークショップ」
島の昔の写真を「御所浦ドットネット」にアーカイブ化する目的で開催した「こぎゃんあぎゃん写真展
島の青年団と共同開催したお見合い企画「青年団がセッティングするバーベキューパーティー」などです。


島の座談会やビストロシマップなど、東京において「島」をキーワードに取り組んでいる方々同士や島のまちづくり組織とのネットワークを作る事を目的とした企画を開催してきました。


今後の展開としましては、WEBでの新展開や今年度のシンポジウム、そして個人的には、今年の4月より隠岐ノ島の海士町というところへ商品開発の研修生として、採用になり新たなフィールドで頑張ってこようというのが目標です。
夢を実現できるよう頑張って来たいと思います。